ヤマト醤油味噌さん

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アグリファンド石川の視察旅行の後編です。
お待たせしました(か?)。

前編の午前の部に引き続いて、
午後は大野醤油の雄、
ヤマト醤油味噌さんへ。

こちらも、山本晴一社長が
じっくりお相手して下さいました。

まずはセンスの漂う「糀蔵」というスペースへ。
本社工場や美人食堂、
本店直売所も含めて、
「糀パーク」という空間になっているようで、
糀蔵というスペースでは「手湯」があり、
糀の入ったお湯でお肌スベスベになるとのこと。

男子十数名冬物語って雰囲気の、
ヤローの塊みたいな我々でしたが、
キャッキャ言いながら手湯を楽しみました(笑)

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糀や麹のパワーについてお話伺った後、
パーク内をご案内いただきました。
しまったあんまり写真ない(^^;

創業の小路、かっこ良し!
右脳に突き刺さるプレゼンテーションが続きます。

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創業ボイラー、
これまた雰囲気あり。
意識してとっておいたのか、
処分しきれずズルズルきたのか、
糀パークを「糀ブームと新幹線ブームにあやかって何か作っちゃえ的パーク」というものでなく「歴史の厚みを堪能しつつ、センスを感じる古くて新しい空間」
にしてくれる大きなシンボルになってます。

木樽置き場(かな?)、これまたいい。
歴史ってのは、
例えば100年の歴史は、これからマネしようと思うと100年後になってようやくマネルーツの「今」という圧倒的な差があるので、ウサギとカメじゃないと一生埋まらない差になるんですよね。

見た目もいい味出してるし、
味覚的にもいい味を出す
「酵素の巣」になっているとのことでした。
うんうん。

その後は、社長のお話を拝聴。
創業からのストーリーや大野醤油のストーリ、
やっぱり右脳にズドンでした。

それだけじゃなく、
マーケティングの視点だったり、
糀部を発端に醗酵食大学へと進化した取組や輸出など、
いろいろな取組の話しを伺えました。

糀部は、
てっきり糀ブームにいち早く反応して
立ち上げた取組だと思って
「なんてスピーディな会社なんだ!」と
当時感じていたんですが、
実際は糀ブームの火付け役の
一端だったようで、
それまた感心させられました。

午前の部で、
芝寿しさんがおっしゃっていた
「古くて古きもの、滅びる。
新しくて新しきもの、これまた滅びる。
古くて新しきもの、残る」
(だったかな?最後のほう自信なし)
にも通じますね。

古いものを古いものにしたままじゃダメだし、
新しいものを新しくすると、ぶっ飛びすぎてダメだし、
古いものを新しくするってことが、芝寿しさんやヤマト醤油味噌さんを
断トツ感のある今に至らしめているのだと。
なるほど!

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最後は醤油糀づくり体験。
といっても、糀がすでに出来上がっている状態なので、
ビンに入れて、まぜるだけ!
という作業でした。
糀と醤油をまぜるだけで、
あとは時間が作ってくれるだなんて。

にしても、
うっれし顔してます。

30日ぐらいで
イイカンジになるとのこと。
年末楽しみー(^-^)

源さんのところ
味噌づくり体験した時も
そうだったんですが、
自分で仕込んだものは
出来上がるまでの期間の
待っている時間というのも
楽しみの一つですね。