北陸農政局にて講演(北陸ブロック提案型研修にて)してきました

北陸農政局にて
講演してきました!

北陸4県の
普及指導員さんらを
前にして
最近がんばってる
「未来の田植え機開発」
「トヨタとのお米づくりカイゼン」
の2つに重点を置いたお話し。

近年は、
農業におけるICTとかロボット技術という
先端技術の進化と普及が目覚ましくて

その普及のあり方を見直す機会として
情報収集・交換の機会として
今回催された企画です。

前日(行けませんでしたが)の
フクハラファーム福原さんに引き続き
現場の農家の声ということで、ご依頼いただきました。

ICT農業について講演

(写真はボクの前に話された石川県の友田さん)

受講されているのは、頭のいい方ばかりだったので、
コチラの内容はぼんやりとしたお話しだったかと思いますが、
キチンと理解いただいた様な印象です。

普及指導員さんらにとって
わが事につながり易い
お米づくりカイゼンの取組について
関心が寄せられました。

ボクとしては、
ありのままお答えするスタンスだったので、

最初はとても抵抗感を持ちながらのスタートだったこと

一年でガラッと変わるようなモンじゃないので、
あんまり経営の数字がどう変わったかという
ところまでたどり着けていないこと

洗いざらいお話ししました。

今年度から、ウチの小集団活動
(社内での方針会議?
QCサークル?
自分たちで課題を見つけて、原因追究して、対策考えて、実行するチーム)
にも参加いただいている
南加賀農林事務所の小谷さんもいらしてて、
コメントしていただきました。

「言いたいことは沢山あっても、
自主性を出すため、なるべく我慢している。
迷っている場面や、横道それた際には、
口出しして、軌道修正させているけれど、
あまり多く発言しないように心がけしている。」
という言葉、
とてもリアルです(^^;

随分と助けていただいて、感謝感謝(^-^)
「本人を前にして、言いづらいですが」と前置きされましたが、
このコメントで、グッと受講された皆さんの理解が深まったと
感じています。率直なご意見ありがとうございましたっ!

営農管理システム「豊作計画」の概要
(スマホでリアルタイムに情報入力して、どの圃場で誰が何分で何の作業をしたかのデータが出来上がって、それがクラウド上にたまってって、振り返る際に活用できるという流れ)だったり、
始めたことで、どう変化したか等、
説明が足りなかった点も浮き彫りになった印象だったので、
少し反省。
(今回は、質疑応答でそのあたりのやりとりをしたので、その場対応はできました)

トヨタさんとの取組が
そんぐりそのまま全国に普及することはなくとも
営農情報を集めて、それを分析して
プランードゥーチェックーアクションのPDCAサイクルを
回そうというトレンドは
専業農家にとってはマストの時代なので、
普及指導員さんらの姿勢もとても積極的でした。

現場が変われば全体が変わる。
頭に入った状態で留まらず、行動に移せることが出来れば
現場は必ず変わるという思いで、
最後のスライドにピータードラッカーさんの言葉を
添えました。

「情報の目的は知識ではない。正しい行動こそが目的だ。」