TACのパワーアップ大会行ってきた中編

japan4h
1.の詳細の続きです。

中央農研の梅本雅先生、山本淳子先生は
農業界の経営継承(事業承継)の第一人者と思っているので、
是非ご参考になさってください!

経営継承の進め方
http://fmrp.dc.affrc.go.jp/documents/dl_files/farmsuccession2005.pdf

今回の大会に引き込んだ張本人と
思ってる全農の伊東悠太郎さんという若者は
常々言ってます。

「これは、イベントで終わらせちゃいけない。
運動論にしなきゃいけない。
例えばTAC大会でこれをやって、全協が別でやって、
法人協が別でやって、それぞれが繋がっていけば、
大きな波が生まれる。」

これには、全く同感で、
そのためには、
梅本先生や、山本先生も
波の発生源に加わってもらう必要が
あると思います。

よし、次!
2.の詳細。

父と子は、意見違って
当たりまえ。

これは、
父と子という性質だからこそっていうのもあるし、
意見がそれぞれあるのが、必要だと!

意見をまったく合わせるっていうのは
けっこうナンセンスな話で、
何代も続いていると、
「よく同じことを何代も続けれるよね」
と言われることありますが、
実は全然同じことしてる感覚なし!

継ごうと決めた、父とのやり取りでも
「やることを全部継げとは言わん。
ワレの好きなようにすれ。」
と約束したし。

(決して、各時代で、
好きなことしかしてなかった訳では
ないんですが、
それまで言い始めると
収集つかないくらい長くなりそうで
割愛しようと、今の所思ってます)

ボクの場合は、
10年計画を作り、
父と一緒にステップアップしていったんですが、
最初3年間は基礎!
基本的な営農情報、機械操作の技能などを
重点的に習得する時期に設定しました。

んで、
4年目からは、
「自分も経営者になるんだ!」
という意気込みを、意気込みだけで終わらせない
取り組みに落とし込んでいきました。

ちょうど、その時所属していた
経営者の勉強会「中小企業家同友会」の
発表で味わったのが、大きな糧となりました。

1コ上の
北辰農産の舘さんと共に
90分の発表と、
90分のテーブル討論の
例会。

自社の経営の特徴を話したり
こういう会社になっていくんじゃないかという
展望を中心にお話ししたかと、記憶してます。

そこで、打ちのめされました。

「なんも、腹すわっとらんがい」
「キミ、経営者になる覚悟、ホントにあるん??」
「思ってるだけじゃなくて、何かアクションしてる?
なんも、しとらんがい」

・・・

思い知らされました。
思ってるだけだったと。

悔しくて悔しくて
泣き出したくて
逃げ出したい思いの中、
アドバイスもいただきました。

「まずは、小さなことでもいい。
計画を立てて、やってみて、振り返ってみよう」

「自分の意見を
自分の頭の中だけじゃなく
言葉に出したり、書いたりしよう」

もう、6~7年くらい前のことですが、
はっっっっきり覚えています。
恥をかいたのかもしれませんが、
心のそこから、あの経験に感謝しています。

今回の大会のスライドでも

「経営継承は、バトンパス。バトンを受け取る準備できてる?
心の準備だけじゃなく、体の準備、してる??」

というスライドを用意しましたが、
それは、ボクの、この体験を基に作りました。

「・・・あれっ、また横道それてたよね?」
そう思われたなら、それは少し鈍いです!

全部、つながってるんです。

段々ねむくなってきた。
続きは、後日。