いま、「農業×ボードゲーム」を何か企画できないか、
「あとつぎ荘」メンバーでミーティングしてたところ。
鳥取県のどりさんが、パンチラインを放ったんですよ。
「食農活動(食と農のつながりを強めようという取り組み)の優良事例発表って毎年優秀なのが出てくるけど、どれもなんだかおんなじなんですよね」と。
取り組みは素晴らしいんだけど、毎年のようにいくつも優良事例は出てくるけど、
総論としての現状は「食と農の分断が進んでいる。」から変わっていない。確かにそうだ。
「いや、そんなすぐに変わったら苦労せんわいー」と言われちゃうし、それはそう。
だけど、
一方で、嵐のように世に変化をもたらすものもある。
「スマホぉ?そんなハイカラなもんいいわ。パカパカケータイと共に生涯を終…」とか3年前に言ってた父も、今や「後でLINEするわ」となったように。
んで、話のボドゲはどんな着地になるかはまだまだ未知数というか、可能性の原石みたいな状態なんだけど、
「そのゲームしたら食や農業についてのリテラシーや理解が勝手に深まるとか、面白いよね」
という話で盛り上がったワケですよ。
いい。
そういうの好き。
「農家の事業承継」をもっと推し進めたいという考えを持ってて、全国で講演したり、月刊誌「地上」で連載したり、ポッドキャストで配信したり、しまいには書籍「今日からはじめる農家の事業承継」を出したりしたけど、ちょっと未来を先に見ちゃうと、「農家の事業承継が業界の課題です。」と言っている未来が待っていそう。
ゴールは「本を出す」じゃなくて。
ゴールは「ミスター事業承継になる」じゃなくて。
「かつては農家の事業承継が業界の課題でしたが…」と言っている未来に辿り着きたい。
孫の代なんかに、「ほぇ〜昔はこんなことが課題やったんや〜時代やんねぇ」とか言ってる未来。
その為には、
やり方を変えなきゃいけない。
アプローチ方法というか。
ボドゲがそれになるか!?
はたまた、「あとつぎ荘」がそれになるか。
まだまだ、試行錯誤は続く。
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