減反政策

昨日に引き続き、陰気くさいお話です。

先日、町村官房長官が「減反はもったいない」というような発言をしたことが大きな波紋を(ごく一部だけ?)呼び起こしました。

減反政策(生産調整)にも、良いところ悪いところがあるために賛否両論になっているわけですが、

良いところでは
・米価の出荷額を安定させる
・自給率の低い作物の国内生産量を増やす事ができる
などが挙げられるでしょうか。

悪いところでは
・補助金や交付金を多く使う
・生産調整で作る作物(麦や豆)を作りにくい気候でも関係なく生産調整しなければいけない
などが挙げられると思います。

「ところで、生産調整って何?」と思われる方もいるかもしれないので、ここで説明します(説明が遅れました)。

品種改良や技術、農業機械の向上によって、お米を作る量が食べる量を上回るようになったので、食べる量に合わせて作ろう!ということで、3割(以上?)の面積を、お米以外のもの(麦や豆、特産物)作りなさいよ、というのが、概要です。

つまり、30%(以上)OFFということです。

お米以外の作物(麦や豆)は、お米と比べると安いので、そのままだと農家はジリ貧になるので、補助金や交付金で、その穴埋めをしますよ~という前提で行われているので、「減反ではなく、生産調整なんです!」という主張もあります。言葉のニュアンスは大きな問題ではないと思うんですが・・・(^-^)

生産調整を廃止すれば、多くの農家がパニックになりますし、廃止せずともだんだんパニックになってきています。

農水省の方々も頭を抱えているかもしれませんが、ボクも頭がこんがらがってます
(*_*)
難しいので、この手の話から一旦切り替えよっと!肥料も高くなるようですし
( ̄▽ ̄;)!!ガーン