農業機械研究の
トップランナー
森本英嗣さんの話しを伺いました。
井関農機株式会社さんとの
『未来型の田植え機づくり』
とでも言いましょうか、
これまでとコンセプトの違う
田植え機の開発への協力を
声かけしてもらったのは6年前ほどのこと。
その
スマートさなえちゃん
と呼ぶべきか
可変施肥田植え機
と呼ぶべきか
『未来型の田植え機』
は、これまでは一律に繰り出していた肥料の機構を、
地力などを感知して、自動調節してくれる
スグレモノ。
品質の安定化や
熟練した人にだけしか出来なかった技術を
標準的にできるようになり得る
なかなかベリーグッドな機械です(^-^)
来冬(というか、今年2015年の冬らしいけど)
には、市販化が決定されています。
研究という分野では、
「研究のための研究」「予算のための研究」
に向かってしまう傾向が少なからずあるようで、
そんな中でも「現場のための研究」にしたいということを
アルコールを交えて熱く語ってこられた森本さんに
感化されちゃいました。
そんなアツい思いを持った方の
期待ある声かけ。
これに応えなきゃ、
男じゃないでしょ (^^ゞ
先祖代々、未来のために技術や知識や技能が
洗練されてきたものを
現在ボクらが受け継いでいるワケで、
キレイごとかもしれませんが
「ボクも未来のために、なにかしたい!」
という、悶々とした思いもありましたし、
「なんか新しい、なんか(今までと)違うもの」
が好きな性格とマッチしたのもあって、
開発と実証実験の繰り返しも
ワイワイしているうちに、出来上がったカンジもあります(笑)
開発にむけての声をかけてもらったときは
「こんなスバラシイ機械が出来るのに貢献できるとは!ぜひぜひ!」
という印象ではなく、
「フムフム、まあ、よく分からんけど、森本さんがやるんだから、やってみよう」
くらいの感覚で、軽いノリで参加したんですが、
開発に関わる井関農機さんや平子さんの
職人魂というか、研究者の熱意の
すごいこと!
体験版プロジェクトXですよ\(^^)/
なんか、そう思うと
これまで超高額だと思ってた農機が
納得価格になってきました(^-^)
いい仕事に
まいてもらいました(まぜてもらいました)。
冬にお披露目の『未来の田植え機』は
研究者の皆さんの育て上げた結晶です。
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