シンポジウム

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石川の先端農業プロジェクトシンポジウムに参加してきました(^_^)

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先端技術の実演。
高密度育苗の苗と
植え付けの様子を
拝見しました。

コレも
やってみたいなー!
素晴らしい技術!

通常、10a当り18箱ほど使う苗箱を
厚播きにすることで
10a当り5~6箱に抑えることができるのだそう。

種まきの時間も
育苗の時間も
苗運びの時間も
補給の時間も
減らす期待ができるってワケですね。

あと、数値に表わすことが難しいですが、
「疲労の軽減」
コレもかなり効果高いです。

ラクしたいっていう気持ちもそうですし、
安全性もぐぐ~っと高まりますね。

この時期は
カラダも神経も使いまくりの中、
さらに集中し続けなければいけない環境。

「うっかり肥料きらしてたの、気づかんかった」
「肥料止めるの、忘れとった」
みたいなケアレスミスは、
大きなツケになるので、
作業精度は、高いものが求められるんですよね。

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井関農機のカツノさんが
スマート田植え機のご案内されました。

コレもかなり参加した皆さん
興味持ってる様子でした。

そりゃあ、そうさ!
と、心の中で威張るボク。
(まあ、ボクは参画メンバーだっただけで、特に何もしてないんだけど)

田んぼの肥やしっ気と
田んぼの深さを測って
肥やしっ気がある所の肥料を抑制する
深いところの肥料を抑制する
ダブルで高い(肥やしっ気があって、さらに深い)所はさらに肥料を抑制する
ことで、生育ムラを減らそう、秋の倒伏を減らそうという
趣旨の機械です。

あとの澁澤先生のハナシでは
可変施肥のプロジェクトは
世界各所で行われているそうですが、
今のところ上手くいっているケースはないのだそう。

この機械は
上手くいくケースになってほしい!

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会場をうつして、
基調講演とパネルディスカッション。

基調講演は
東京農工大の澁澤先生でした。

相変わらず
高次元な話で、
知らない世界を
沢山教えてくださいました(^-^)

パネルディスカッションでは
コマツ製作所さんと
協働農家さん
トヨタ自動車さんと
六星さん
九大の南石先生と
ぶった農産さん
石川県農試の森本さんと
ボク
が前に出てお話し。

それぞれ
別々のプロジェクトを進めていても
得られた効果には
似ている部分があったように
感じます。

共通して出たキーワードは
「作業者」から「経営者」へ
「ただ作業する」から「考えて行動する」へのシフト
でした。

現場のスタッフは
言われた作業をするだけではダメで
自分で考えて行動できるように
なるのが、あるべき姿なんですよね。

ダメというか、
そう出来たほうが、現場のスタッフとしても
楽しくて面白味ありますし。

発表があった技術はそれぞれ
問題解決型の技術あり
情報収集の技術ありでしたが、
つまるところ、人材育成補助ツールでもあると。

そんな印象を強く感じました。

ウチのように
組織(っぽい)的な農業をする農家が
これから増える中で、
コミュニケーションとったり、頭働かせて考えたり、が
とても重要になってくると考えています。

農家人口も減る一方ですし。

司会の島田さんから
「なんで取り組もうと思ったの?」と聞かれて
「好きで(笑)」と答えてしまったんですが、
いまだに他の答えようが見つからない(笑)