イネの芽が出た!

イネの芽

苗が芽を出しました!
コシヒカリの芽です。

種まきをしたら
出芽器という
暗い温室で
二晩とちょっと
あっためてあげます。

そうすると
写真のように
白い芽が
ニョキニョキと
出てきます(^_^)

種をまいたら
芽がでるっていうのは
当たり前といえば
当たり前なんでしょうけど、
これほど
神秘的なことってないですよね!

感動~!(^^)!

でも、
種まきやら、
苗出し(芽が出た苗をビニールハウスに並べる作業)やらは、
ちっちゃい頃から
手伝って見てきたので
かつては、
いつの頃からか、
芽が出るっていうことに
何にも感じなくなっていました。

まいたら、出るモンだろうと。
そういう感覚になっていたようです。

そんな中で、
この感動を
再び思い出させてくれたのは、
国産イタリア米カルナローリでした。

あれは何年前のことか・・・

金沢イタリアンの
アルベロさんのシェフとのご縁で
「ま、やってみっけ!」
的なノリで始めたカルナ栽培。

っていうか、どう作るの?

ってトコから
情報なし
栽培ノウハウなし(農業に就いて4年目で、栽培知識については父任せだったので汗)
の、
ないない尽くしのスタートでした。

ふだんの苗づくりは、
出芽器に
セットし、温度を設定したら、
あとは加湿のための水を切らさないようにすることと
機械がちゃんと動いているかを
半日おきにチェックするんですが

はじめて作る
国産イタリア米カルナローリの場合は
気になって気になってしょうがない(^^;

近くを通るたびに回り道してはチェックして
一日に何度見に行ったことか!
仕事になりませんでした(笑)

で、加温したばかりでは
何の変化もなくて当然なのに
被せてあるカバーのチャックを開けて
中を何度ものぞいたり。

とにかくまぁ
気になって気になってしょうがない(^^;

寝てても、気になる(笑)
(・・・これは、今も変わらず)

そんなことを繰り返しては
二晩目の夜
帰り道に寄って

いつものように
機械作動の確認と
水位の確認した後
カバーをめくってのぞいてみると

ちょろっと
芽が!
出始めとる!!!

「おぉ~~っ」

と、思わず声が(^-^)

これまで
当たり前のように感じていた
芽というものが
こんなに新鮮に感じれたのは、
初めて!
と言いたいほど、インパクトがありました。

農業ってスバラッシー!
農家ってサイコーッ!フー!

と思える瞬間を、
再認識できた
そのきっかけを与えてくれた
国産イタリア米カルナローリ。

カルナローリへの
ボクの思い入れが
強い理由のひとつですね(^-^)

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