お米を選ぶとき、どうやって決めてます?
よく聞く答えは、「銘柄・ブランド」ですね。
お米でいう品種(コシヒカリなど)だったり、産地(石川県産とか新潟県産とかね)のものだったり。
品種とは違うオリジナルのブランド名(商標)をとったりして、ブランド化をはかるケース見受けられます。
品種というのは、味を決める大きなポイントではあります。「良食味米(品種)」という言葉が存在するだけあって、品種によって味は変わります。
産地というのも、大きなポイントではありますね。気候や土の質というのは、全国どこも同じ!というわけにはいきませんし。
ただ、品種でも産地でも、作り方によってお米の味は変わってくることも、知っておいてほしいと思っています。
「こないだ、ゆめみづほっていうお米買ってんけど全然おいしくなかってん」と聞いたことがあります。
これだと、ゆめみづほという品種がおいしくないという印象を持ってしまいますが、ゆめみづほがおいしくないのでなくて、”おいしくないお米を買った”という解釈をすべきなんですよね。
理由はいくつか考えられます。
◯収穫時期が適正じゃなかった。
早すぎても遅すぎても、お米の味が劣りやすいですね。
◯収穫後の扱いが悪かった。
乾燥調整でヘタこいた、籾摺りでヘタこいた等。
(通常、それらのお米は検査の段階で寄り分けられますが、寄り分けられたものでも、よほど粗悪なものでない限り「ゆめみづほ」という名前で流通はできます。)
◯保管がイマイチだった。
暖かい環境にずっと置いてあると、傷みやすいです。
◯なんらかの別のお米が混ぜられた。
これは表示を見れば(正しく表示ルールを守ってあれば)分かります。
などなど。
安いお米イコールおいしくないお米、なんて方程式はありませんが、安すぎるお米は何かしら事情があると思ったほうが・・・
ちなみに、高いお米イコールおいしいお米、というわけでもないんですよね。
かの有名な産地であるU沼産のコシヒカリ。確かにおいしいお米ですが、話によると、作られている数量と販売されている量の差が激しいんだとか。十倍以上とも言われています!?
U沼産コシヒカリ”使用”とかU沼産コシヒカリ”入り”って表現もあったりしますから、チェックしなきゃいけませんね。
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