「ベチャッとした食感…コレじゃリゾットっていうより雑炊じゃ…」
「お店で食べたヤツと違う。やはり腕がないと『思てたんと違う』になるなぁ?」
リゾット作りの失敗は、水加減や料理の腕前よりも、品種(お米の種類のようなもの)の選び方が大きな要因です。イタリアンレストランのシェフでも、日本のメジャー品種でリゾット作ろうと思うと、「『思てたんと違う』になるよ」という世界線。コシヒカリ、ひとめぼれなどの品種では、よっぽどな技術がないと、アルデンテ食感な本格リゾットに仕上げるのは難しいです。
では、どんな品種が良いか?
解:リゾットに向いたイタリア米カルナローリ
向いているとされているのは、日本に多いジャポニカ種ではないジャバニカ(ジャワニカ)種やインディカ種と言われています。
「おいおい、また新しいワード出てきたぞ。沼に入るためにこのサイトに飛んできたんじゃないんだぜ」と言われてしまいそう…
イタリアの品種カルナローリは
◯煮崩れしない
◯時間が経過しても粒感が持続する
◯パラパラしすぎない
特徴を持っていて、リゾットにとても合います。イタリアでは、他の品種(ヴィアローネナーノ、アルボーリオ)もいくつもありますが、中でもカルナローリは現地で「お米の王様」と言われるほど、リゾットに向いています。
カルナローリは、イタリアで作られているものだけでなく、国産モノもあります。
イタリア産は
輸送費
関税
などで値段が高い(1kgで2000円以上!)
ですが、国産イタリア米カルナローリは、その分リーズナブルに購入できます。
「日本のコシヒカリ等と比べると随分高価だなぁ」
という声もいただきますが、
◯面積あたりの収穫量(収量)が少ない
◯精米歩留まりが高くない
◯作業工程に時間をかけている
という理由で、高めな値段設定です。
日本の感覚では「これは古米では…」なのですが、貯蔵期間が長いことでスープの吸いがよくなり、粒がしっかりする性質があるのだとか。
国産イタリア米カルナローリ
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お客様の声としては
◯まさか自分がこんなリゾットを作れるとは思わなかった
◯イタリア産のものにまだレベルは至ってないが十分
◯イタリアのものに比べてお米のほんのりとした甘みがあって美味しい
◯まだ「割れた粒」が入っているね。改善してね
◯お米が特徴なので、チャーハンにしてみたけど美味しかった!パラパラ炒飯できたよ
と言ったお声(改善点含む)をいただいています。
パエリアに使われるスペイン料理店様もいらっしゃいます。
簡単に本格リゾットを作れるキットもあります。
◯ポルチーニなど具材、調味料が含まれているので準備が楽
◯お鍋にあけて、お水(orお湯)を足して20分加熱すれば出来上がる
◯カルナローリを使用しているので、アルデンテ食感の本格リゾットになる
◯プチギフトやお土産に使いやすい
◯コンパクトなのでキャンプに好適
という特徴でご好評いただいています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
リゾットをアルデンテに仕上げるポイントは「品種」。カルナローリというイタリア米、覚えておいてくださいね。
リゾットは、イタリア料理店でも見かけることも増えましたし、ご家庭でも調理されるシーンが出てきたように感じます。使い方、お好みもあって一択な世界ではないですが、参考になれば幸いです。
日本人→コメ最高→コメ料理のリゾットも楽しむことができれば、なお食卓が華やぎます。ぜひご家族やご友人とワイワイできるシーンをお供できれば幸いです。
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