農閑期だからか、父と話し合う時間が少し多い氣がします。
その中で、今後のたけもと農場の方針というか、計画を打ち合わせたりもしています。
たけもと農場の目下取り組んでいることと言うと、父からボクへのバトンパス(に向けての準備期間)がメインとなっています。
人間同士、自身の考えの違いがあるので、聞き入れられずにいたのですが、話しているうちにひとつの思いが浮かんできました。
それは、ボクは経営を預かる身として、頑張ろうという思いを持ちつつ、進む方向が分からずにあっちに行ったりこっちに行ったりを繰り返しているのですが、父も父なりに苦心しているのでは・・・という思いです。
「息子にバッチリ継承させるには・・・」といつも頭に置いているようで、試行錯誤を繰り返しています。
農業だけに限らず、経営のバトンタッチというのは超がつくほどの難問なのでしょうが、まずはこの壁を乗り越えなければ、ボクの農業経営者の道も途絶えてしまうので、摩擦は多々あるでしょうが、こらえていこうと決意しています。
経営とは、何区に渡るか分からない駅伝であり、ボクは次区間の走者というところでしょうか。箱根駅伝を見るとなんだか照らし合わせて見てしまいます。時期はずれですね
そう考えれば、父もバトンを渡そうと必死で走るランナーなのか・・・
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