今日は年貢を納めにまわりました!
たけもと農場は、70数名の地主さんから田んぼをお借りしてます。「すっげぇ土地持ち」という印象を持ってる友人・知人がいますけど、実際はかなりの面積がお借りしている田んぼで占められているので、ちょっとした誤解です(^-^)
「地主とか年貢とかって・・・アンタいったい何時代のヒトだよ!」と思われる方もいるかもしれませんけど、ボクの地域はいまだにこういう呼び方をしています。
お借りした賃借料を「年貢」(まあ、小作料とも言ってますけど)と。
で、年貢(お米で納めるケースが多いです)を各地主さんの家を訪れて、お渡ししてきました。
地主さんの中には、年にこの時くらいしかお会いする機会がない方もいるので、「もしや息子さん?」なんて言われるケースもあります。知られていないとは、なんと努力不足!まだまだ頑張らねば!
制度等はありますけど、基本的にウチは「田んぼは毎年1年契約」というスタンスでお借りしています。お借りしたら、返してほしいと思ったらいつでもお返しします、というものです。もちろん、継続して借りたいという思いはありますし、田んぼの1枚やそこら減っても痛くもカユくも・・・なんて思いでそういうスタンスをとってるワケではなく、貸してくださる方を基準に考えなければ!という思いでいるからです。財産をお借りしてるワケですからね。
そうやってお借りしてるにも関わらず、
「大変ながに、作ってもろとって、あんやとね~」(大変なのに、田んぼ作ってもらっててありがとうね)
「きのどくな、アンタならこそや~」(本当にありがとう、あなたのお陰です)
とお声をかけていただくことが多く、こんな地主さんに恵まれて本当に最高だと感じています。
ホントきのどくな。
(きのどくは、こちらの方言で「むしろ申し訳ないくらいにありがたい」というニュアンスの感謝の言葉です。)
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